Googleアナリティクスをもう一度はじめから-活用編-

今回は、Googleアナリティクスで得た情報をもとに、コンテンツの改善やサイトのリニューアルすべきポイントになるヒントや気づきを見つける方法を解説していきます。

とか、偉そうなことを申しておりますが……業務委託の仕事ではアナリティクスをいじったり、レクチャーをしたりアレコレやっていますが、自分たちのオンライン講座や自分のブログでは目標設定もしていませんし、数字は気にしていません(苦笑)なので、実際に具体的な数値の変化などをお見せすることはできないんですが、これやっておくといいよ、とか、ここを見るといいよ、などを簡単にお伝えしていきますので、ご自身のアナリティクス画面を操作しながら慣れてみてくださいね!

目安は月間PV数10,000

ここまで説明しておいてアレですが、サイトやブログを開設したばかりで、一日のアクセス数が10とか20とか少ない場合、分析をしても有益な気づきは得られないと思います。もちろん、設定をしておいたり、実際の画面をみて操作してみて慣れておく、というのは大事ですが、サイトやブログがまだ育っていないときは、数値に一喜一憂するよりも、コンテンツを充実させることに時間を使いましょう。

SNSで拡散したり、記事を書いたり、できることはたくさんあります。自分から積極的にアピールしていくことも必要です(私は苦手なんですけど……)。

分析を開始する目安として言われているのは、月10,000PVです。目標の達成数でいうと、月100件程度ないと分析してもあまり意味がないかもしれません。たとえば、月100件の資料がダウンロードされたとか、お問い合わせがあったとか。あとは、2ヶ月単位、3ヶ月単位でデータをみていくといいと思います。

自分や関係者のアクセスを除外する

IPアドレスとは、インターネットにおける住所みたいなものです。自分や共同でサイト運営をしている人、社内関係者のアクセスがアナリティクスに反映されると、純粋なユーザーの正確なデータが取れません。なので、こういった不要なアクセスは除外しちゃいましょう。

自分のIPアドレスを除外する

設定する前に、除外するIPアドレスを調べておきましょう。サーバー監視/ネットワーク監視サービスのページでPCのIPアドレスを確認できます。

フィルタにIPアドレスを設定する

左下の「管理」(ギアのアイコン)→「フィルタ」→「+フィルタを追加」を選択します。

フィルタ名は、あとあと管理しやすい名前を入力しましょう。今回は「除外IP」としました。フィルタの種類を、プルダウンから画像の通りに選択します。「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」です。

最後に除外するIPアドレスを入力し、「保存」をクリックで設定は完了です。

分析期間は2週間から3ヶ月が適切

アナリティクスの数字をみるうえで、分析の対象とする期間を設定します。適切な期間を設定しないと、適量のデータが収集できません。期間が短すぎても、データが不足するし、長すぎても環境や状況が変わってしまっていることがあるので、あまりよくありません。

特にECサイトだと、季節ごとに取り扱っている商品が違う場合、たとえば春と冬とでわけて分析するのがよいかと思います。

右上の「▼」をクリックして以下の画面にして、分析期間を設定しましょう。年月日(矢印)をクリックすると、その月を全選択できます。「比較」にチェックをいれて、去年の同じ月を比較してグラフを表示することもできますので、分析したい期間を設定してみてください。

サイトやブログを立ち上げたばかりだと、どうしても短い期間での分析になるかと思います。とりあえずは、Googleアナリティクスを導入して、目標をしっかりと設定しておきましょう。もしくは、上で書いたように、3ヶ月単位、4ヶ月単位で数値をみていくとよいと思います。

どちらにしれも、必要になったら、すぐに分析をはじめられるよう準備しておくとよいですね。

流入元を確認してみよう

ここからは、私のブログだと運営日数が少なくて、比較や分析がわかりにくいので、2016年から私と現役翻訳者とでやっているKokoDoki Company(オンライン講座)のサイトでみていくことにします。

どこからの流入が多いのかを見てましょう。「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」

2020年3月と2021年3月を比較しています。去年よりもGoogle検索やYahoo検索からの流入が減った原因として考えられるのは、ブログの更新をしてない、SNSへの投稿が止まっているなどなど……。心当たりはいくつかあります。

オーガニック検索キーワードをみてみよう

「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」で、ユーザーがどんなキーワード検索でサイトやブログに訪問したのかがわかります。そこから、記事を書くネタを探してみたり、新しいコンテンツをつくったり、修正したりといったことができます。

「not provided」はGoogleがキーワードを取得できなかった場合に、not providedに分類されます。Yahooの検索キーワードは、取得できなくなったようなので、そういった場合はnot providedになってしまいます。

検索キーワードについては、別の方法で調べることができるのですが、それはまた別の記事で。

Google Analytics 4 プロパティ(GA4)という新しいプロパティ

これまでのアナリティクスは、サイトやブログ内のページ単位やページ間での移動などを、セッションごとに計測していました。

新しくリリースされたGA4では、サイトやアプリの垣根を越えて、ユーザー単位でイベントごとに計測してくれるのが特徴です。現時点での解析だけではなく、解約率の予測や、コンバージョン後の顧客(ユーザー)の行動まで予測できるようになったことも、大きなメリットかと思います。

現在新規でGoogleアナリティクスに登録すると、GA4の利用がデフォルト設定になっています。

GA4は従来のユニバーサルアナリティクスプロパティとは、計測方法や使用できるレポートなどが大きく異なる部分があるので、既存のアナリティクスユーザーからすると、多少わかりにくい点や、不便さを感じることがあるかもしれません。

今は、旧アナリティクスとGA4、どちらも併用して利用できますが、いずれはGA4がデフォルトのプロパティになる日が来るかと思います。

とはいっても、焦って今すぐGA4へと切り替える必要はないと思っています。Google アナリティクス のコミュニティなども活用しつつ、いつGA4がデフォルトのプロパティとなっても困らないよう、新しい機能やレポートに少しずつ慣れておくと安心ですね。

おわりに

結局のところ、サイトやブログが育つまでは、とにかくコンテンツを充実させることに注力したほうがよいです。KokoDoki Companyのオンライン講座はターゲットを「翻訳者」にしぼっていることもあり、Googlで「翻訳支援ツール オンライン 講座」と検索すると一番上に表示されます。

コンテンツつくりと、あとは宣伝(そんなに力をいれていませんが……)、受講生や購入者の方の被リンクなどのおかげです。良質な被リンクは、Googleからの評価もあがるのでとても効果的です。被リンクをお金で買うとかは、あまりオススメしません。それに近いお仕事もしている私がいうのもなんですが(苦笑)

無料でここまで高機能なアクセス解析は、Googleアナリティクスだけです。はじめて利用する人にとっては、見るところがたくさんあって、設定も必要だったり、複雑に感じるかもしれませんが、まずは導入して実際にさわってみてください。

Googleアナリティクスを使って本格的にSEO対策をやっていくとなると、専門の方にお願いしなければ素人では難しいです。なので、まずはサイトやブログを育てていくということも兼ねて、自分でできることをやっていきましょう!

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