ベゴニアを水苔に葉挿ししてみたよ!

ベゴニアは葉挿しができるということで、今回初挑戦してみました!

植え替え中に取れてしまったり、少し茶色になったりしていたベゴニアの葉を使ったので、あまり期待できないかもしれません。こんなんで本当に根がでてくるの……??って感じですが、とりあえずやってみます。

水苔の準備

ニュージーランド産の水苔

水苔を袋から出して、ほぐしながらゴミなどを取り除いていきます。今回使用したのは、ニュージーランド産の水苔です。蘭を育てている方にはお馴染みかと思います。ホームセンターでも買えますが、パッケージに「A」の表記があるものがよいです。

水苔の準備

こういう大きな枝みたいなものは、邪魔なので取り除いておきましょう。ランクの高い(Aの数が多い)水苔だと、こういう不要物の混入が少ないそうです。A表記の水苔を買ったつもりでしたが、どこにも記載がありませんでした……。

ニュージーランド産の水苔

約半分の水苔の中に、これだけのゴミが入っていました。

乾燥した水苔を、使う分だけ別の容器にいれて熱湯をまわしかけ、数時間おいて戻します。熱湯で戻す意味としては、殺菌と時間短縮です。だいたい、5~6時間はおいたかと思います。

ニュージーランド産の水苔

なんだか磯臭いです……。こんなものなの……?

ニュージーランド産の水苔をお湯でふやかしたところ

葉を分解する

もちろん、このまま使ってもいいんですが、今回は分解してみました。葉脈を横断するようにカットします。

ベゴニアの葉を半分にカット

もう少し大きな葉であれば、もっと細かく分解しても良さそうですが、今回は、まだ葉が小さいので二分割にとどめておきました。本当は、これくらい小さい葉であれば、カットしないほうが発根の成功率はあがりそうです。

取れてしまった葉でもよいですし、一番下の葉で一部枯れているような観賞価値の低い葉でもOKです。山型や谷型にカットする方もいるようですが、私は直線で。

メネデールで発根を促す

植物活力剤メデール

多肉界でも超有名な液肥「メネデール」を使って、葉の発根を促します。ちょうど家にあったので使ってみました。水1リットルに対して、キャップ一杯(=1000倍)とあったので、半分の量でつくりました。

よーくかき混ぜたら、葉をいれて4時間くらい放置しました。葉がシャキっとした感じがします。

カットしたベゴニアをメデール水に浸す

残ったメデール液は家中の観葉植物に使いました。

密閉容器にいれて放置

容器に軽くしぼった水苔を敷きます。チョベチョではなく、強く押したら少し水が滲んでくる程度にしました。説明が難しいですね(苦笑)水分が多すぎると、腐って溶けてしまう恐れがあります。

お湯でふやかして戻した水苔

容器は、瓶でもタッパーでもよいです。あとあと、光が必要になるので透明のほうがいいと思います。これは、福岡エフェクトさんで買ったサンドイッチが入っていたパックです。きっちり密閉してくれるのでちょうどよい!

水苔に埋める

カットした葉を水苔に挿していきます。真ん中か、太い葉脈から発芽するので葉脈を下にして水苔に軽く埋めます。

カットした葉を水苔に挿していきます
カットした葉を水苔に挿していきます

水苔に触れていれば大丈夫かと。エケベリアなどの葉挿しもそうですが、横向きで半分だけ軽く土に挿す人もいれば、置くだけの人もいれば、縦に挿す人もいて、いろいろです。なので、同じよう感じでよいかなと思っています。水苔にふれている必要はあるかと思いますが、ガッツリ埋める必要はないかなーと。

あとは、明るい日陰に置いて放置するだけ。直射日光や蒸れすぎに注意しましょう。

まとめ

これで増えてくれたらうれしいですね。ただ、どれも葉が小さいのが気になります……。ベゴニアは比較的成長が早いようなので、一ヶ月くらいで根が出てくるのかな。一枚の葉から、数株でることもあるようです。

途中の経過報告は定期的にブログでお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

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