かけだしライター必見!手放したくないと言われるためのポイント

私は普段、ライターさんへ記事作成の依頼やスケジュール管理、校正をするお仕事をしています。別仕事では、自身で企業さまのWEBメディア用の記事を書いたり、リライトしたりすることもあります。

今回は、記事作成の依頼をする側として、こんなライターさんは手放したくない!というポイントを3つご紹介します。丁寧な記事を書くだけでは、継続してお仕事を依頼してもらうには正直、厳しいです。これから紹介する3つのポイントをおさえて、ライターとしてのレベルアップにつなげていただけたらと思います。

継続して依頼されるようになるために必要なことは3つ

どれも基本的なことですが、全部できているライターさんは、意外と少ないです。逆を言えば、この3つをしっかりと、丁寧にやっていけば駆け出しライターから脱出できます。

もちろん、語彙力や表現力、提示したレギュレーション通りに執筆ができるなどなどライターとしてある程度の収入を安定的に得るために必要なことは、いろいろあります。ここでは、ライターを目指す人や、最近ライターとして仕事をはじめたばかりの人へのアドバイスにはなりますが、なかなか仕事が増えない、依頼が途切れるというライターーさんも、もう一度、今から紹介する3つのポイントを見直してみるのもよいかと思います。

なにはともあれ納期を守ってくれる

calendar

もうこれは言うまでもありませんが、もっとも重要視するところです。ライターだけに限ったことではありません。依頼する側は、タイトなスケジュールで納品をお願いすることもあります(すみません……)。そのとき、無理に引き受けずに、納期に間に合わないのであれば断っていただいたほうがまだマシ……。

間に合いそうにないとわかった時点で、延長の相談などをしてくれるライターさんも、安心しますね。とはいえ、納期延長が4、5回続くと、依頼する記事数は減らされていきますので注意しましょう!自分で自分の価値を下げてしまうことになります。

5件の依頼をして、たとえば、2件なら可能とか3件なら大丈夫です、など全部ではなくても無理のない調整をして引き受けてくれるライターさんも、すごーくありがたいです。断ったからといって、それで次回からお仕事を依頼しない、なんてことは、よほどのことがない限りありません。

むしろ、引き受けて納期に間に合わなかった、ということのほうが問題です。通常、ライターさんにお伝えしている納期は、少し余裕をもってスケジューリングしています。ですが、追加でお願いする場合、短納期での依頼は、本当にギリギリの納期であることが多いんです。なので、スケジュール的に厳しいようであれば、勇気をもってお断りしてください。

在宅ワークでトラブルを抱えこむ私服の日本人男性ビジネスマン

文章が読みやすい

国語の文法を完璧に!ということではありません。「です・ます調」と「だ・である調」を混在させないとか、文末が同じにならないように工夫するとか、「なので」「そして」を多用しないとか、そういうところです。

ライターさんのなかには、ほとんどの文末が「~なのです」になっている方がいて、毎回手直ししています。そんなこんなんで当初、3件依頼していた記事が今では1件になってしまいました。納期は守っていただけるんですが、「~なのです」に加え、他サイトからのコピーが激しかったためです。

納期を厳守してくれて、この方以上の質の記事を納品してくれるライターさんがいれば、当然そちらにお願いすることになります。

一文が長いのも読みにくいので、目安としては、ひとつの文章で40文字くらいを意識してみましょう。逆に、短い文を連続するのも、幼稚になるので注意が必要です。こちらからのアドバイスにも、きちんと耳を傾けてくれて、修正に応じてくれるライターさんも有り難いです。

ライターとして、いろいろ思うところはあるかと思いますが、まずはクライアントが要求する内容で納品することを優先しましょう。

セルフチェックしている

在宅勤務をしている書類をチェックする女性

Wordを持っているのであれば、校正をやってから納品しましょう。Wordの「校閲」を使えば、推敲したほうがよい箇所や表記ゆれもすぐにわかります。

Wordの校閲
Wordの校閲

青い二重線や、赤の波線でも表示されます。

Wordがなければ、最低一回は読み直してからの納品を。余裕があれば、一度、プリントアウトして音読することをおすすめします。

たとえば、3000文字程度で、誤字脱字が毎回5~6箇所以上あるようだと、依頼を控える対象になります。この基準は、クライアントなどにもよるので、もちろん一概には言えません。無理な納期をお願いしている場合や、たまたま今回多かったなどであれば別ですが、でなければ、次の依頼はしないか、控えるということもあります。誤字脱字が多い、毎回数箇所ある状態だと「読み返していない」「納品前のチェックを怠っている」と思われても仕方がありません。

実際に、質はあまりよくないが、納品が早く、少し特殊な記事を書いてくださるライターさんの誤字脱字が、だんだん目に余るようになっていき、10件から5件に減らしたことがあります。

単価の安い仕事だと、早く納品して次の依頼、また次の依頼と記事数で稼ごうという気持ちは、とってもわかりますが、誤字脱字が慢性的になってしまうと、最終的に依頼はなくなっていくので気をつけましょう。

他のサイトからのコピーはバレる?

私がお仕事をしている会社では、自社開発のコピペ解析ツールで必ずチェックしています。他のWEBサイトから、まんまコピーしている記事はもちろん、類似度の高い記事は一目瞭然です。コピーや類似度が高い場合、ライターさんへ修正依頼を出します。もちろん、これが続くようであれば、ブラックリスト入りです。

特に、SEOに特化しているメディアの記事作成だと、コピーのチェックは厳しいと思ってよいかと思います。コピペ記事は、誤字脱字よりも嫌われます。ライターさんに修正依頼を出すにしても、自分で修正するにしても手間なので。

リライトするのはいいのですが、元の記事に似すぎているとNGです。てにをは変えるだけでは足りません。表現力や語彙力が問われます。雑誌でも、ニュースサイトなどでもよいので、日頃から文章を読んで「使えるな」と思った言い回しや表現をストックしておきましょう。

これ、本当に大事です。

おわりに

言い方は悪いですが、ライターさんの選別は、定期的にやっています。それなりの品質であっても、依頼記事はリサーチをして執筆している、納期延長もなく、誤字脱字もたまにあるくらいで、不明点は事前にしっかりと確認してくれるライターさんは、取り合いになるほど人気です。

Documents to distinguish. 区別される書類

疑問点や不明点は、そのままにしないで依頼者、クライアントにしっかり確認しましょう。ライターさんの指摘や質問によって、こちらも気がつくことがあったり、意味不明のまま納品された成果物は、こちらが意図するものとは違っていることがあります。

ライターさんから質問をいただいて、ありがたいと思うことはあっても、面倒くさいと思うことはありません。継続してお仕事をもらったり、単価の高い記事作成依頼を得るためには、まず、基本的なところをもう一度見直してみましょう。

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