もう一眼レフには戻れない。コンパクトカメラ至上主義

コンパクトカメラの魅力に取り憑かれると、もう一眼レフには戻れません。

まあそれはちょっと大袈裟ですが、一眼レフだとどうしても「レンズで撮ってる」っていう感じがするんですよね。なので無性に一体型(コンパクトカメラ)で撮りたくなる時があります。

コンパクトカメラのメリット

場所をとらないのでいつでもどこでも一緒

傘をさしながらでも撮影ができる

なんといってもデザインが秀逸

低価格でも素晴らしいカメラが多い

「あ、撮りたい」って思ったときに、サッと取り出して撮影できる

これってすごく大事。

高級コンパクトカメラばかりが注目されがちなんですけど、手頃な価格帯でも、写りは文句なしのコンパクトカメラはたくさんあります。

TIARA ZOOM 

Super-EBC Fujinon Zoom 28-56mm

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本当は単焦点のティアラⅡとかティアラ miniが欲しかったんですが、ZOOMの方が安いので(苦笑)単焦点の方が確かに評価は高いんですけど、広角側の写りは単焦点のティアラと変わらないですし、ズームには露出補正が付いているという利点があります。とか言いつつ、普段はズームを使わずに28mmで撮ることが多いです。

アルミ合金の上品な見た目と、サラサラした手触りがすごく気持ちいい。

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蓄光式の液晶表示パネルがあります。

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私が好きな写真家、植田正治さんはカルディアミニ ティアラを「印籠カメラ」と呼んで愛用されていました。サッと取り出せて、すぐ撮影できるから「印籠」って呼んでたみたいですね。

Olympus XA 

F-ZUIKO 1:28 35mm

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1979年に発売されたカメラなんですが、内蔵距離計、絞り優先AEなど、多彩な機能を満載したコンパクトカメラの名機です。ボディや各部品にプラスチック素材が採用されていて、これは本格的なカメラとしては初めてだったようですね。このあと、XA2、XA4と続き、XA2はグッドデザイン賞を受賞しました。

xaのフロント部分

最初、XA2をヤフオクで購入してホクホクしてたら、レンズにすんごいカビがあって返品。その後、XAを購入しましたが、どうもこれにもカビが薄っすらあるみたいです。逆光だと汚いんですよね(苦笑)調べたところ、XAはいい個体があまり残っていないようです。まあ逆光じゃなければいい写りなので満足。

レンズはFズイコー35mm/F2.8。OLYMPUSのレンズは、アルファベット順がレンズの枚数を表わしているので、Fということは、レンズを6枚も使ってるってことなんですね。コンパクトカメラなのに!

撮影時に気をつけるべきは、フェザータッチなシャッター(赤い部分)。軽く触れただけで切れます。ほんと、びっくりするぐらい軽いです。壊れてるんじゃないかと思うくらい。

Olympus XA シャッター

XAのAE(自動露出)は電圧に敏感みたいです。電池は必ずSR-44を使ってくださいね。LR-44だと正確な測光ができなくなります。上の画像はダメな例。

Olympus XA 電池

Contax T2 

Carl Zeiss Sonnar2.8/38 T*

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「太陽」という名の美しいレンズを持つコンパクトカメラ。数々の素晴らしいレンズをつくってきたカールツァイスの思想が、コンパクトカメラにもちゃんと生きています。

「T*」ティースターと読みます。T=Transparentは日本語だと「透明な・透明の」とか「透過的な」って訳せるんですが、これはカールツァイス独自の多層コーティングを意味していて、「*」は星のように輝いて欲しいという設計者の願いが込められています。

チタン製でとっても丈夫!一眼のサブ機として持ち歩ける手軽さに加え、まさに理想的なデザインです。

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絞りは、レンズ周囲のダイヤルを回します。F2.8〜F16の間で設定できます。露出補正はボディ左の露出補正ダイヤル(+と-)で調整。

露出が適正範囲をオーバーすると、自動的にプログラム撮影へ移行する機能を持っています。たとえば、F値を開放の2.8に設定している場合、露出オーバーになると自動的に絞り込まれるといった具合です。

あと、なにがスゴイかって、通常だとプラスチックで済ませてしまうシャッターボタンに、人工サファイアが使われていること。さすが、バブル期生まれの高級コンパクトカメラです。

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Ricoh GR Digital

GR LENS 5.9mm F2.4

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デジタルなら、断然Ricoh GRです。搭載されているGRレンズは、特殊な低分散レンズ1枚とガラスモールド非球面レンズ2枚を含む5群6枚構成を採用。さらにレンズの表面にマルチコーティングを施してあります。そういうレンズを使うことで、あらゆる波長の光を残らずCCD(撮像素子・イメージセンサー)に導いています。

広角28mmの単焦点「GR レンズ」は、歪みがほとんどない、高性能なレンズなのですが、もしかしたら、「シャープさに欠けるなあ」と思うかもしれません。それは階調描写力に重点をおいたレンズ設計の結果です。

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フィルムカメラで撮影したようなナチュラルな描写になるように開発された画像処理エンジン(GRエンジン)は、無理矢理ノイズを抑え込んで消すのではなくて、ややノイズを残しつつ処理をしています。自然な色再現はGRエンジンのおかげですね。

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軽量で丈夫なマグネシウム合金を採用しているので、旅のサブカメラとしては最適だと思います。

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PORTERのこのポーチがちょうどよいサイズなんですが、今はもう販売していないようですね。

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Nikon 35Ti(スピードライト改造なし)

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1993年に発売されたNikonの高級コンパクトカメラ。

当時の価格は写真のチタンで125,000円、ブラックで135,000円でした。この頃はチタン塗装が流行っていたんですけど、現在ではブラックのほうが人気みたいですね。

レンズ構成は4群6枚と標準的です。仕上がりはやや彩度低めでしょうか。隅々まで行き届いたピントでNikonらしい写りです。

追針式アナログ表示板

特徴はなんといっても、精工舎製(あのセイコーです)の追針式アナログ表示板です。絞り値(右)、距離(左)、露出補正値(下)がこのメーターで表示され、フィルムカウンター(上)も兼ねています。フィルム枚数の残は左にある小さい液晶画面でも確認できるんですけどね。

この一見無意味そうに見える機能とかデザインに凝るあたり、Nikonらしいというか、高級コンパクトカメラの醍醐味です。

クルクルと動く針は見ているだけでも楽しいです。この弁当箱みたいな厚みとフラットなデザインもめちゃめちゃ好み。

ひとつ、難点があるとすればストロボ(Nikonの場合はスピードライト)がいただけない。何もしないと強制的に発光してしまうという、親切心の逆効果。

カスタムセッティングで「発光なし」にできるんですけどね。

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このボタンがかなり不評だったようで、次の28Tiではスイッチ式に変更され、
35Tiもフラッシュスイッチを28Tiのものに換装してくれるサービスをやっていました。今も対応してくれるかどうかは不明です。恐らくもう、部品とかないだろうし無理なんでしょうかね。

なので、これから購入する方は、28Ti仕様に変更された個体をおすすめします。少し前までは、中古相場が20,000円~30,000円くらいだったんですが、若干上がってきているように思います。私が購入したときは、純正ケース付きの超美品で35,600円でした。

Ricoh MF-1 

Ricoh 30mm F3.9

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リコー最後のコンパクトフィルムカメラ。プラスチックボディで残念なことに、高級感がまったくありません。

レンズはRicoh 30mm F3.9という、なんだか中途半端なレンズです。これといって特になんの変哲もない写りですが、隅々までしっかりとした描写で好感が持てます。周辺(光量)落ちはご愛嬌。

絞り優先AEと露出補正が可能で、目測でマニュアルフォーカスできます。さらに多重露光もできちゃうという多機能カメラ。そのせいもあってか、ボディに厚みがあり、見た目はちょっと野暮ったいです。

Ricoh MF-1 上から

シャッターのタイムラグ(シャッターボタンを押してから、実際にシャッターの切れるまでの時間)がないのが素晴らしい。初心者向けではありませんが、ストリートスナップのお供にしたいカメラです。

Ricoh MF-1 後ろ

うちにあるのは、キタムラさんで1000円くらいでした。状態もよく、特におかしなところもないのに。いやあ、これは掘り出し物でした。

オークションでたまに20,000円前後で出品されているのを見かけますが、相場は5,000円~6,000円くらいではないでしょうか。

個人的には名機だと思いますが、売れなかったようですしね……。

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