レンズと色収差の関係について1分30秒で説明します

時間がない人、面倒くさい人向けです。

レンズについて

私が昨日の記事で紹介したTakumarのレンズは「6群7枚」です。2枚のレンズを密着して貼り合わせて一連のレンズを一群として6つのグループと7枚のレンズから構成されていることになります。

件の放射線を出している「トリウムレンズ」は、黄色で塗った5群目(6枚目)に配置されています。

レンズの構成枚数は、多ければ多いほどいいというわけではなく、むしろ収差のことを考えるなら光を反射する面が減るので、枚数は少ないほうがいいともいえます。

光は屈折したり、分散したりするのでこうやって何枚ものレンズを使っていろいろな収差を補正します。

一番わかりやすい収差は「軸上色収差」で、これはレンズを通過した光の焦点位置に生じた”ズレ”のことです。

光は波長(光の色)によって屈折率が違うので、こういった色の”ずれ”や”にじみ”が起きます。

こういった現象を限りなくおさえるために、非球面レンズや低分散レンズを使い、レンズ自体にもコーティングを施します。

昔と違って今はコーティング技術が向上しているので、レンズの面が多くなることによる弊害はあまり考えなくてもよくなりました!

レンズを購入するときには、枚数や群数ではなく予算と用途に合ったレンズを選びたいものです。私としては、ボディとのバランスも気になりますけど。

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